FXでなぜか勝てない理由の結論がこれです。
正直、FXで勝てない理由(勝てるようになるための真実)はひとつではありません。
とはいえこの記事では、まずは結論からお伝えします。
結論、多くの人がFXで勝てない理由を超短的に一つだけ言うとするなら、それは「FXをFXとしてみているから」ということです。
「は?どゆこと?」
と思った人は、このまま読み進めてください。
意味が分かるようになります。
FXは投資でも投機でもない。ただの野球。
驚くことに、野球はFXとの共通点が多いんです。
- 打順が決まっている(定期的にエントリーチャンスがくる)
- しかし自分の打席がその回に必ず来るとは限らない(1日に何度もチャンスがくるわけではない)
- 相対するピッチャーの投げる球はランダム(チャートがこの後どう動くかは誰もわからない)
- 突然天候が荒れてしまうことがある(急な要人発言などの市場の変化)
- 売ってもフライ、ゴロ、ホームランなど結果も変化する(利食い、損切、建値撤退など)
- 打率10割はありえない(勝率100%はありえない)
- 自分で操作できるのは、打席に立つ自分の立ち回りだけ(チャートはみんな同じ。チャートに対しての立ち回りのみ自分が操作できる)
そう、FXを投資だとか投機だとかなんか高尚っぽいものとみるからしんどくなるんです。
FXは野球です。スポーツです。ゲームです。
しかも、別にプロではないので絶対バットを振らなきゃ…とか打たなきゃ…っていうプレッシャーを誰かからかけられることはありません。
野球で打てない打席が2回あっても、死にたくなることはないですよね。
でも、イチローや大谷翔平などの超絶一流の大リーガーでも打率はたったの3割です。
彼らレベルでも10回打席にたったら、7回はアウトになるんです。
残りの3回をしっかりとって、ちゃんと結果につなげているってだけなんです。
勝てない人は、打率6割を求めている
5年間負け続けた時の僕は、勝率60%以上を求めていました。
そして、学ばせてもらった億トレからも「勝率は50%以上を目指そう」と言われていました。
要は10回やれば5回は勝てるものだと思っていたわけですね。
なので、3回やって2回負けたら落ち込むし、10回やって8回負けたら「なんでだよぉおおお」と、藤原竜也かってくらい悔しがってました。
なんで億トレと同じ手法でやってるのに負けんねん。
なんで俺と同じ日に入ってるのにあっちは勝って、俺は負けてんねん。
これは何かの陰謀か?
こんな貧乏人からなんで金とっていくねん!
って本当に思ってましたから。
しかもFXは負けたらお金がなくなります。
そのプレッシャーも相まって、発狂に近いくらいの状態になったこともあります。
家族の迷惑にならないように毛布に顔をうずめ「うぐぉおおおー!んんんんんー!」みたいな声にならないうめき声をあげていたこともあります。
モニタを破壊したこともあるし、イライラしすぎて壁に頭を打ち付けたこともあります。(笑)
たぶん、同じような発狂したことある人、いるのではないでしょうか。(笑)
で、そんなときにふと目に入ったのがさっきの野球の一流プレイヤーの打率の話でした。
歴代トップでも4割、一流で3割、平均で2割後半
どこで知ったのかは正直忘れました。テレビか雑誌かネットか、野球好きの人の話か。
ただ、僕はそれまで一流のプレイヤーは打率8割とかいってんだろうなーって漠然と思ってたんです。
それが、歴代のトップでも4割ちょい。イチローで3割後半だったのです。
参考程度に、今、日本中の話題を席巻している大谷翔平ですら3割5分ほどです。
2割後半でも悪くないレベルだそうで。
それを知ったらどうです?
FXで勝率20%(10回やったら8回負け)って、なんか言うほど悪くないのでは…と思えませんか?
僕らがあの大谷翔平以上の打率を出せるって思う方がおこがましくないですか?
一流プレイヤーで3割なら、実はFXも勝率30%あれば全然いいって世界なのでは?
逆に、そんな勝率でも利益が残るようにすればいいだけなのでは?
という発想がわいてきたのです。
これがすべての変化のきっかけでした。
そもそも7割負けるって最初からわかってるゲームだったら?
7回負けても3回の勝ちで、損失を回収し利益が残る。
そしてそれを高確率で再現できる。
そうなることが高い精度で予想できるトレードができたら、多少連敗しようが気にならないわけですよ。
今まで感じていた、1回1回の負けの重みが軽くなるわけです。だって負けることの方が多いってわかってるから。
「あーはいはい。いつものやつね。」
となるだけです。
ただただ30%の勝率を繰り返すだけのゲームになります。
「勝たなきゃ…」と思わなくなるんです。
いわゆる、期待値の違いです。
勝ててない人は、FXに対しての期待値を高くしすぎです。
一流打者でもアウトになることの方が多いですが、それで毎回キレたり、鬼ほど悔しがっている人はあまりいませんよね。
次の打席に入るときも、淡々と打席に入ってきます。
それは7割は打てないってことがデータで理解できているからです。
FXでも、7割は負けるが残りの3割で利益がでるとデータで分かっていれば同じことです。
実際、今の僕の勝率は30~40%をうろうろしています。
低いと28%とかになります。
正直、高いか低いかでいえば低い方でしょう。
しかし利益はちゃんと残っています。
そしてそうなることがわかっているから、負けが続こうが動じることなく淡々とトレードができているわけです。
でも、負けたらお金なくなるじゃん
はい、なくなります。
しかしそれは経費です。
一般的な仕事でも、仕入れがあったり広告費かけたり、一時的に経費としてマイナスになるときってありますよね。
それと全く同じです。
「利益回収のための経費である」
この感覚はパチプロやったことある人とかだとわかるでしょう。
会社員でも、出張交通費などを立て替えることでしんどくなる人はいないはずです。
それが業務を実行するための必要経費であり、ちゃんと戻ってくるとわかっているからです。
その感覚です。
そして一時的な損失であり、戻ってくるという「自信」がどこから来るのかは、残りの記事を読んでいけば理解できます。
FXで勝てない理由(勝てるようになるための真実)の残りのピースもしっかり伝えていきます。
まずはこの記事では、以下の 3 点だけ頭に残しておいて下さい。
- FXは野球。しかも我々は誰かに結果を強要されることもない
- 一流打者でも打率3割。FXでは勝率3割で十分である
- 勝率が 3 割超えてなくても、問題なく利益を残すことは可能。
次の記事は、勝率30%程度でもしっかり利益が残る「資金管理」に関してです。
正直1番重要な記事なので、今すぐ読んで下さい。